企業紹介【株式会社MPC】

株式会社MPC様にカーボンニュートラルの取組について取材を行いました。

カーボンニュートラルへの取組のポイント

同社はエコアクション21を取得し、「脱炭素社会に向けて電力や燃料のCO2排出削減」を目標に掲げ、空調温度の適正化や不要電灯の消灯などの身近な取り組みから開始した。2024年から全社で電力使用量削減に取り組み、前年から43.8%の削減に成功し、以降は毎年5%の削減を目標としている。月次会議で進捗を共有し、社員の意識向上を図るとともに、削減によるコスト利益は福利厚生に活用し、従業員の主体的な参加を促す体制を整えた。今後も全社一丸で目標達成に向けて取り組みを継続する。

カーボンニュートラルの取り組み

同社は環境省推奨の空調温度(夏季28℃、冬季20℃)を設定し、快適さを保ちながら省エネを推進している。電灯は70本設置されており、休憩時や従業員不在時に全員で声掛けをして随時消灯を徹底している。空気圧縮機のエア漏れは無駄な電力浪費を防ぐため、作業従事者が毎日、社内では3ヶ月ごとに点検を実施している。

これらの取り組みの結果、電力使用量は基準年度の年間238,486kWhから134,172kWhに減少し、43.8%(104,314kWh)削減された。CO2排出量も86.6トンから48.9トンに減り、37.7トン(43.6%)の削減を達成している。

エコアクション21を取得し、脱炭素経営に取り組んでいる事業者様について、引き続き取材し、取り組みが更に広がるよう、皆さまに発信します。